京都を訪れたロサンゼルス育ちの女子高生5人組が、事前に行きたい場所や食べたいものをリストアップしてくれて、関西出身の私が観光プランを作りました。
デジタル世代の彼女たちが日本で見たい、食べたい、買いたいと思ったものをもとに外国人の若者が京都に求めるものをピックアップしてみました。
京都で外国人に人気の観光スポットはここ!
<伏見稲荷大社:千本鳥居>
中心街から離れている地元のおいなりさんにもかかわらず、その圧倒的な鳥居の数による幻想的な風景で、インスタグラム世代を魅了した「伏見稲荷大社」。
24時間いつでも入れるので、早朝、観光客のいない9時ごろまでに、お参り&撮影することをおすすめします。
<三十三間堂>
こちらも圧倒的な数の仏像が、不思議な世界を見せてくれるスポットですね。
伏見稲荷から、JRではなく京阪電車で移動してくることができます。
お向かいには、ずっしり威厳のある建物、京都国立博物館があります。
<清水寺>
「清水の舞台」は、やはりおさえておきたいスポットです。
三十三間堂からは市バス「100系統」もしくは「206系統」で「博物館三十三間堂前」から2区だけ乗り「五条坂」で降ります。
お寺までは10分から15分上り坂です。途中の参道のお店も情緒があります。
帰りは三年坂から、二年坂を通って、円山公園までお散歩し、八坂神社を抜けて、祇園でお夕食というプランにしました。
<嵐山:竹林>
日本人は「嵐山」といえば、桜や紅葉の名所というイメージですが、そこまでピンポイントに来日できない外国人の目に留まったのが、常に青く茂るあの竹林の小径だったのでしょうか。
こちらも、できれば早朝、人の少ない時間に訪れることをおすすめします。
<金閣寺>
こちらもインスタ映えの代表選手。特に夕映えが美しいですが、閉門が5時なので、4時に入って晩秋から冬なら撮影できるかな、というところ。
それより、天気がよく風のない日に、池に映る「逆さ金閣」を狙うほうが簡単ですね。
嵐山と金閣寺は、伏見稲荷や清水寺などの東山地区から少し離れているので、次の日に分けて観光する方が時間の余裕ができます。
京都で外国人が食べたいものといえば?
普段は、アメリカンな食事をしているはずの彼女たち。
はたして、日本滞在中はどんなものをたべるのかな?「ときにはハンバーガーが欲しくなるかもしれない」と心配していました。でも、意外にも日本の食べ物が性に合ったようでした。
<回転寿司>
ロスでも人気の回転寿司、彼女たちお手軽でおいしいものをよくご存知。
<ラーメン>
「天下一品」や「一風堂」は店舗も多く入りやすいようです。
<抹茶アイス>
本場のお抹茶と京スイーツに興味津々。京都駅スバコ「中村藤吉」の抹茶アイスや抹茶パフェは食べる前に、大撮影会。
<和惣菜>
「田ごと the cube店]小さな小鉢に少しづつのったお惣菜に、女子たち大喜び!
人気のおみやげは
はるばる長いフライトをロサンゼルスまで帰ることを考えると、日持ちのする、かさばらないお土産が好まれます。
<お守り>
訪れた各神社で可愛らしいデザインを探してきたみたいです。
恋愛成就とか目的別なのも、面白いみたい。
<金平糖>
有名な専門店「緑寿庵 清水」が京都駅伊勢丹地下でも手に入ります。口に含むたび日本を思い出すことでしょう。
<あぶらとり紙>
「よーじや」のあぶらとり紙。舞妓さん御用達の優れもの。パッケージも日本的です。
化粧品やお化粧道具も日本製は世界中で高評価。ドラッグストアで何本も筆タイプのアイライナーを買い込む姿も。
まとめ
実は天候に恵まれず、ほとんどの観光をあきらめざるを得なかった彼女たち。
京都駅近くで宿泊していたのが幸いして、それでも、希望のお食事や、おみやげを手に入れることができました。
また、京都に戻ってきたいと、嬉しいことを言ってくれる彼女たちに、私の方こそ、日本を再発見させてもらってありがたい気持ちでいっぱいです。
わたしも早く日本にまた帰省したくなりました。
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