奈良観光のおすすめ日帰りコース!人気のランチとお土産をご紹介!

京都、大阪の滞在中に1日だけ足を伸ばして奈良を観光してみたいという人におすすめの奈良公園周辺の名所「東大寺大仏殿〜春日大社〜興福寺」のまわり方をご紹介します。ぜひ立ち寄ってほしいランチのお店や人気のおみやげも紹介していきます。

スポンサーリンク

奈良観光でおすすめの日帰りコースは?

 

京都、大阪からのアクセス

日帰りとはいえ、奈良の寺社仏閣は、朝早く開いて夕方早めに閉まりますし、昼間は修学旅行生や団体旅行ツアーも多いので、できるだけ朝早い出発をおすすめします。

京都、大阪から近鉄電車の快速急行でいずれも30分ほどで、観光スポット最寄りの近鉄奈良駅に着きます。

途中、近鉄奈良線では、東大阪を抜けて生駒山を上って行くときに大阪が一望できます。夜景はもっとおススメです!

車だと県庁横の登大路駐車場がおすすめです。駐車料金1日1000円。

この駐車場ある奈良県庁、実は屋上を無料で一般開放しています。目の前の興福寺の五重塔から、大仏殿、若草山、西は生駒山まで奈良の街が360度一望できます。

東大寺大仏殿〜春日大社〜興福寺

近鉄奈良駅から徒歩20分、登大路駐車場から徒歩10分で、東大寺です。

参道の南大門には、仁王さま、仏師「運慶・快慶」による一対の金剛力士像が立っています。

西側の像が「あ」と口を開けて、東の像は「うん」と閉じていますよ。

この辺りにはもう、鹿がたくさんいます。「鹿のおとしもの」には気をつけて歩きましょう。

大仏殿の中は拝観料600円(こども300円)。

大仏さまの大きさをご堪能ください。

背後に回ることができ、一本の柱には「大仏さまの鼻の穴」と同じ大きさの穴が開いていて、子どもたちが代わる代わるくぐり抜けて大喜び!大人はよっぽど細い人しか通らないです…

拝観後は、東側の出口から、お水取り(修二会・しゅにえ)で有名な二月堂を見に行きます。

二月堂、三月堂、手向山八幡宮とすぎて、若草山のふもとを通り、春日大社へ抜けていきます。この間徒歩約15分。各お堂をゆっくり参拝していると時間が足りなくなるかも。

春日大社は朱塗りに下げ灯篭が映える落ち着いた神社です。

桜や紅葉の頃も美しいですが、GWごろに、地面まで届くほど大きなフサの「砂ずりの藤」が見頃となります。また、境内にある「万葉植物園」内の藤も満開となり、見事です。

年に2回、参道の石灯籠も含め、全てに火が灯される幻想的な「万灯篭」が、節分と8月14、15日だけ見られます。この日ばかりは、行程を練り直さなければいけませんね。

また、8月上旬からお盆にかけて、奈良公園全体で「なら燈火会(とうかえ)」という、キャンドルライトアップが開催されます。気温も下がりますし、とてもキレイですよ。こちらも夜(19時から22時ごろ)の開催です。

大社を見たら、参道をまっすぐ下ってくると興福寺の五重塔につづいています。

徒歩約30分、参道脇には鹿が寝そべる飛火野(とびひの)の野原や、少し奥まったところに、浮御堂のある鷺池などは雰囲気があって、奈良公園らしい場所です。

ただ、参道は舗装されておらず、ベビーカーのお子さん連れやお年寄りには長すぎるかもしれません。

その場合は、春日大社本殿前から30分に1本、近鉄およびJR奈良駅にも停まるバスがあるので、利用された方がいいでしょう。

興福寺の五重塔は、そばの猿沢池との景色が奈良を代表するものです。

有名な「阿修羅像」はこちらの国宝館に数多くの文化財とともに所蔵されています。

ここにもたくさん鹿が集まっています。鹿せんべいを売り子さんから買って、あげようと振り向くともうたくさんの鹿が集まってきてます。

ときに、すごい勢いでねだってくるので、小さい子どもなど怖がってしまうことも。

おせんべいがなくなったら、鹿に両方の手のひらをみせて「もうないよ」というとあきらめていってしまいますよ。


スポンサーリンク

奈良公園周辺の人気のランチ

 

たくさん歩いて、お腹が空いたら、興福寺から南側に広がる「ならまち」エリアにオシャレな食事処やカフェがあります。

町家カフェの「粟」や洋食「春」は人気ですね。「よつばカフェ」はデザートが可愛らしく、店内にはこれもカワイイ鹿の雑貨が売られています。

もう歩き疲れて近鉄奈良駅までバスに乗った家族連れには、駅ビル内8階にある「中華料理 百楽」がおすすめ。窓から目の前に若草山が見えます。

そして、イチオシは県庁から東大寺までの道沿いに、行列ができる釜飯屋「志津香」があります。並んでいる間に注文とってから、一釜ずつ30分かけて炊き上げるので時間がかかりますが、優しい塩味の釜飯は大変人気です。

日帰り観光中は時間的に無理なのですが、観光中にお店に電話して、「〇〇時に取りにいきます」と頼んでおくと、その時間に合わせて、持ち帰り用の土釜に炊き上げてくれるそうです。

1時間ぐらい保温がもつそうなので、ピックアップして公園内の気持ちのいい場所や、県庁の屋上で食べるっていうのはどうでしょう?
志津香:公園店 電話0742ー27ー8030


スポンサーリンク

これははずせない!人気の奈良のお土産

 

まずは、県民熱愛!の「柿の葉寿司

近鉄奈良駅を出たところにある東向き商店街の入り口に「平宗」があります。近鉄線主要駅にも出店されていますので、旅の最後に忘れずに!

ほかにも「たなか」「いざさ」各店が駅ナカなどに出店、京都や大阪、新幹線駅構内でもかえます。

それから「奈良漬

東向き商店街の中に「山崎屋」があります。その先の三条通りには「今西本店」東大寺の参道に「森 奈良漬」と歩いているうちに、次々でてきます。

棒状のお漬物が定番ですが、私は「刻み奈良漬」をおすすめします。
切る手間が要らず、酒粕ごとあつあつご飯にのせていただくと最高です。

最後に 「奈良ふきん

もちいどの商店街の少し入ったところにある「中川政七商店」が扱うかやふきんは、奈良にまつわるプリントがたくさんあってお土産にぴったり!

手頃なサイズなのがうれしいですね。

まとめ

東京経由で京都、大阪を訪れる外国人も、近畿で数日過ごす人も、少し足を伸ばしてみたくなる古都:奈良。

新幹線も大きな高速道路も通ってないけど、京都や大阪から簡単に行けて、主な名所を徒歩で回ることができます。

今回は「東大寺〜春日大社〜興福寺」と奈良公園周辺に集まっている名所を回りましたが、もう1日あれば、薬師寺や、鑑真和上の唐招提寺は、タクシーで30分ほど離れたところに、また聖徳太子ゆかりの法隆寺はバスで1時間ほどのところにあるので、回れます。

高松塚古墳のある明日香村や大和三山と談山神社など神話の世界にも通じる、さらに古い奈良も魅力的です。

市内の各所に点在するお寺は、季節ごとの花どころとしても有名なところが多く、コスモスの般若寺、アジサイの矢田寺、バラの霊山寺、長谷寺の牡丹…と枚挙にいとまがありません。

機会があれば、また訪れてみてくださいね。

この記事があなたのお役に立ちますように!

スポンサーリンク