絆創膏といえば、バンドエイドやキズバンなど貼るタイプのものが主流だと思いますが、水仕事するとすぐはがれてしまって、患部がしみる!ということ多くありませんか?
結婚してしばらくしてお姑さんから送られてきた荷物の中に、ダンナさんの実家愛用の胃腸薬やキズぐすりにまじって、「コロスキン」という液体絆創膏が入っていました。
私の実家では見たことがなく、初めて使ったのですが、これが目からウロコのお役立ち絆創膏だったのでご紹介します。
液体絆創膏ってどんなばんそうこう?
送られてきた「コロスキン」以外にも「エキバン」「ヒビプロ」や「サカムケア」など各社から出ていますので、ドラッグストアや薬局でチェックしてみてください。
「コロスキン」は11ml入りの小さなチューブです。(「サカムケア」ははけで塗るタイプのようですね。)
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フタを開けると、アルミでシールされているので、フタの、ねじ込むのとは反対側にある鋭くとがった突起で突いて、穴を開けて使い始めます。
この液体絆創膏は大きな傷口には不向きです。紙で切ったような小さな切り傷やあかぎれ、さかむけなどに効果的です。
出血しているときには止まってから塗らないと薬剤と混じってきれいにぬれません。
患部がかくれるように、こんもりと薬剤をしぼりだします。使い始めは押し出さなくてもあふれ出てくるときもあります。
接着剤のようなツーンとした匂いがします。実際、接着剤と同じようにエタノールが揮発して固まる原理が使われています。
このとき、かなりしみて痛いです!
「あーっ、殺す菌!(コロスキン)」と毎回ネーミングに納得してしまいます。笑
完全に乾くまで5分くらいかかります。なので、塗るタイミングを計ってください。乾く前に水仕事を始めてしまうとすぐ取れてしまうし、髪の毛やタオル、土を触ってしまうとくっついて大変です。
「サカムケア」などはけで塗るタイプは、もっと早く乾くみたいです。
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液体絆創膏のおすすめの使い方は?
薄い透明の皮膜になって、傷口がカバーされるので、水仕事しても患部は濡れず、絆創膏も剥がれてきません。
ハンバーグも安心してこねられるし、ガーデニングで土いじりしても土が入ってきません。
お風呂に入ってもしみません。ただ、シャンプーするとき髪の長い人は、皮膜と皮膚のすきまに髪の毛が引っかかってしまうことがあります。
わたしはパートでケーキ屋さんの売り子をしているのですが、ケーキの箱が丈夫な紙なので手を切ることが多いんです。
バンドエイドを貼るとお客様の前で、手元が気になります。そんなとき、透明な液体絆創膏は目立たないし、洗いものもへっちゃらです。
そのほかにも、キーボードを使うお仕事の人は、貼る絆創膏は指の関節に巻きつけるので、指の動きが制限されますが、液体絆創膏なら支障がないです。
野球選手が、爪が割れないための補強に液体絆創膏を使っているそうですよ。
こんなに便利なのに、どうして一般の家庭であまり見かけないのか不思議なくらいです。
液体絆創膏の上手なはがし方
関節部分など動きがある場所に塗った時は、丸一日で浮き上がってはがれてきてしまうこともありますが、それ以外は2、3日もちます。
はがれてくるころには、服が引っかかったりしてしまうこともありますが、その頃にはもう傷も治っているので、お風呂の中で揉んではがします。
ただ、傷が深かったりして、もう一度塗り直すためにはがす時は、アルコールで湿らせたり、同じ薬剤を上から塗ると柔らかくなるので、はがしやすいとのこと。
かさぶたと同じように、無理に剥がしたりせず、患部の様子を見ながらやさしくはがしましょう。
まとめ
貼る絆創膏よりも、液体絆創膏の方が
ーはがれにくく、水がしみない
ー指の動きに支障が少ない
ー目立たない
という利点がありました。欠点は、塗るときしみるのと塗って乾くのに数分待つことぐらいではないでしょうか。利点に比べると大したことないように思います。
面の広い傷には適しませんが、切り傷、あかぎれには大変有効です。
水仕事の強い味方、液体絆創膏をぜひあなたの暮らしに役立ててみてください。
この記事があなたのお役に立ちますように!