子どもの上手な叱り方!ダンナさんにもわかるおうちルールでよその子にも効く!

あの子のお母さんはどうしてあんな穏やかでいられるの?うちは叱りすぎてる?

ほめて育てるのも大事だけれど、やっぱり悪いことをしたら叱らなければならないし。

子どもが言うことを聞く上手な叱り方とは?よそのうちと比べない「おうちルール」で叱るポイントを絞って、怒ってばかりの毎日にサヨナラしませんか?

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子どもを上手に叱るためにルールを作る

 

散らかった部屋で探し物をすると、見つけるのが大変で時間も無駄にしていまいますよね?

子どものあれもこれもが気になって、四六時中怒ってばかりいる人の脳の中はちょうどそんな感じに整理されていないのではありませんか?

叱る方がそれでは、叱られる側の子どもにも大事なことがどれなのが、どうすればいいのか、なぜやっちゃいけないのかが、伝わっていないかもしれません。

「怒られるからその時だけ、やめるけど、またやりたくなったらやっちゃう」んですね。

なので、部屋を片付けるように一つ一つ、これは大事だからここにしまおう、とか、使う時便利だからここに置こうと、決めてしまうように、子どもを叱るときのポイントを整理してみてください。

もちろん、感情に任せて怒っているときに整理するなんてムリ!でしょうが、怒ってしまってからでも、「今のはそこまで言わなくてよかったんじゃないか」と反省した時に、見つめ直してみましょう。

我が家では、次の3点は厳しく叱るルールでした。

命にかかわる、他人や自分を傷つける危険があるときは厳しく叱る。
親や周りの大人をばかにした態度をとったら謝らせる。
人に迷惑をかけない

できるだけ、そのときその場でパシッと伝えて、クドクドとならないように気をつけました。

というわけで、早く起きなさいとか、早く寝なさいのような、日々の生活については叱るというより、対策をたてていました。

早く寝ないから起きられないあなたが悪い、と朝の支度や朝食抜きで学校に行かせ、お腹がすいてつらいのも、寝ぐせの髪が恥ずかしいのも、セーターの中がパジャマなのも(!)全て自分のせいなので、イヤならば早く寝なさい、と突き放す感じです。

朝起きてからの準備が遅い子は、朝のTV番組の決まったコーナーが始まったら着替えるとか、好きな曲がかかっている間に顔を洗って歯を磨く、など時計が読めない年齢でも、時間の感覚をもてるように知恵を絞りました

買い物に連れて行くときは、今日はお菓子は買わないと行く前に先に約束し、絶対に買わない。親がブレないと分かれば、子どもはあきらめ、やがて親を尊重していきます。

これらも言ってみれば小さなルールの集まりですね。

家庭のよってそれぞれこだわる部分、ゆずれない部分があるので、家族で話し合ってルールは決めれば良いし、子どもの年齢が進むに連れて、ルールも変わってくることとおもいます。


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上手に叱るおうちルールはダンナさんもわかりやすい

 

ルールが決まっていれば、ダンナさんもガイドラインができて楽だと思います。

夫婦で言うことがバラバラになってしまうと、結構ストレスなんですよね。

ルールづくりにはコミュニケーションが大事です。

うちのダンナさんは子どもが勉強するときの姿勢が気になって仕方がないようでした。長女は特に、机に対して斜めに座り、紙に顔をすりつけんばかりになって、絵や字を書くので「ちゃんと座れ」と言われていました。

わたしがそっと、「学校でも何も言われないし、楽な姿勢の方が集中力が増す」という長女のようすを伝えると、何か合点がいったらしく何も言わなくなりました。

こうして夫婦の考えが一致していると、子どもが中高生になって、難しい反抗期を迎えても乗り越えていける確率がぐっと上がります。

子どもが小さいうちからの積み重ねが威力を発揮します。

お父さんにものすごい権威を持たせるという技(笑)もあります。

普段子育てに興味がなさそうに見えるパパは、怒るとママの何十倍も怖いのよってことにして、ここぞというときに「パパに叱ってもらうよ」とか「パパに聞いてごらん」と切り札的に登場してもらいます。

男の子の子育てには特に必要かもしれません。

というのも、第1子が男の子の場合、父親は同性だという安心感か、厳しく叱ることができるようです。

母親も男の子のエネルギーに対抗するため、お尻のひとつもペン!としなくちゃいけない場面も出てくるでしょう。

(対して、女の子が第1子の場合、お父さんは優しい物腰になることが多いようです。長子の女の子は正義感が強く真面目なので、認めてあげると、叱ることは少ないかもしれません。)

また、わたしは関西人なので、愛情たっぷりの「アホちゃう?」とか、子どもが失敗したことを「ツッコミ」なしではすませない独特のいじわる文化があって、おかげで子どもたちは冗談の通じる、多少の軽口には動じない強さがあります(笑)

上手に叱れば、打たれ強い子になるっていうこともあるんですね。


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よその子もうちに来たらおうちルール

 

お友だちが遊びにきたときも、うちではうちのルールに従ってもらいます。

危ないことをしたら遠慮なくピシッと。

そしてルールも説明していきます。

うちに遊びにきて、お腹が空いたからと冷蔵庫をあけちゃうお友だちにも「よそのお家の冷蔵庫は自分のものではないから、勝手にあけたらあかん」と言いました。

そうしたら、次来たときは「冷蔵庫開けていい?」と聞いてくれた(!)ので、「アカンよ。そういうときは、何か食べるものもらってもいいですかって聞くんよ」と具体的に言わなければわからないんだなと気づきました。

その子のおうちは、誰が遊びにきても冷蔵庫からとっていいルールかもしれませんが、うちではそうでないとわかってもらわないと。

そして、自分の子がよその家にお邪魔したときには、他人のものを触るときは、触っていいか聞いてからというしつけも、そのとき子供達と確認した覚えがあります。

おうちルールがしっかりしていれば、お友だちとつきあう上で相手を尊重するということにもつながっていくし、親もモヤモヤした気持ちをちょっとスッキリさせることができますね。

まとめ

目の前で子どもがくり広げる行動の中で、本当に叱らなければならないことを観察し、整理してしぼっていくと、子どもに伝わりやすくなります。

それだけでなく、夫婦で息のあった子育てができるようにもなるし、よその子も余裕を持って接することができるようになります。

この記事があなたのお役に立ちますように!

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