育児中のママってストレスがハンパない!赤ちゃんのうちは授乳だ、離乳食だ、熱が出た!とうろうろし、幼稚園、小学校と年齢があがっても「発達は?成績は?」と心配事は尽きませんね。
日々どうやって不安やイライラを解消できるのか、誰に相談すればいいのか、旦那さまの役割は?この長い子育てマラソンを走りぬく方法をまとめてみました。
育児のストレス発散には、まずママ自身のエネルギー補充を
周りに協力してもらえる人や、利用できるサービスがあるなら、まず子供と離れて一人になれる時間、場所を確保して、自分の好きなことをやってみましょう。
買い物(いつものスーパーじゃなく“ショッピング”)に出かけたり、美容院に行ったり、お友達と美味しいスイーツ食べたり、おしゃべりしてカラオケ行って。マッサージやスーパー銭湯もいいですね。
何時間も家を離れるのがムリなら、いつもより早起きして自分のためにコーヒーを入れてあげるだけでも気分が変わります。
子供が起きてくる前に、読みかけの本や雑誌を少し読み進めたり、趣味のある人は短時間で楽しめる方法を試してみてください。(経験上、子供が寝た後に楽しむのは夜ふかしの害があるのでおススメできません。)
他にも、お笑いの動画見たり、ゲームをちょこっとやったり、ヨガや近所の散歩、日記/ブログを書いたり。日ごろからやりたいことリストアップして楽しみにしておくのも、前向きなストレス解消法かもしれません。
わたし自身の子供たちが幼かった15年ほど前は、ジグソーパズルが大好きなのに、とても広げる場所がなくてあきらめたけど、今はPCやタブレットでパズルもできるし、絵も描けますね。
そして、大事なことは、息抜きできたら「ああ、楽しかった!」と自分の頭に「わたしはゴキゲンになった!」と記憶させましょう。ただなんとなく過ごしてしまうと、日々のストレスに打ち勝つことができません。
子育ての不安を相談できる相手を見つける
身近に相談できるひとはいますか?多ければ多い方がいいです。
関係が安定していれば、実家のご両親、義理のご両親に、自分や旦那さまが小さいころはどう育てられたのかを聞いて、参考にすることができます。
お住まいの地域の保健師さんや、子どものかかりつけ医、担任の先生など、子育てに関する専門的な知識があり、あなたの子どもについて知っていて、アドバイスをくださる人がいれば、百人力です。
また、お住まいの市区町村に、育児支援センターなど相談窓口があるかどうか、調べてみましょう。なかには子育てを終えたシルバー人材を、家事・育児のお手伝いに、格安で派遣してくれるところもあります。
ワンオペ育児を自覚している方は、ぜひサポートを受けてください。誰かが客観的にあなたの子育てや家事を、実際に家庭に入って手伝うことで、家の中にいい風穴が開いて風通しが良くなることでしょう。実は隣に住んでるおばちゃんがスーパーヒーロー(ヒロインか?)だったりするかもしれません!
もっと気軽に、相談できるのは子育ての先輩ママですね。いまどきは、実際に近くにいる人に限らず、ネットの中で知り合うこともできます。
同じ年ごろの子を持つママ友もいいですが、5歳から10歳ほど年上の子を持つママって知り合う機会が、意外に少ないですから意識して出会いを求めて、相談できる人をぜひ見つけて欲しいと思います。
旦那さま・パートナーの大事な役割
さて、前項の相談相手に「旦那さん、パパさん」は出てきませんでしたね。
旦那さまは、多くの場合、子育て経験がママと同じか、それ以下なので子育ての相談相手にはなりません。
旦那さまには、もっと大事な役割があります。それは妻であるあなたをケアすること、それと子育てを共有することで、父親になっていくことです。
ミルクをあげたり、オムツを替えたりを手伝って、奥様を助けることももちろんですが、ママが子どもに注ぐエネルギーを、パパがそっと補充してくれたら理想的ですね。話を聞いたり「よくがんばってるよ」または「がんばりすぎだ」と声をかけるのもサポートの第1歩。
でも、そんな気の利いたことが、最初からできる人は少ないと思います。奥さまが、旦那さまを教育(!)して、上手に甘えていくことがイライラを減らす早道だったりするんです。
そうして子どものお世話を任せられるようになって、ママが一人で出かける時間を作れたら、お互いの信頼関係が強まりますね。
子どもってびっくりするほど、「ママがパパを信頼しているか」を肌で感じるものです。
出産、授乳を通して、母親としての経験値を上げていくママに対して、パパは、よほどイクメンでないと、差が開いていってしまうでしょう。
専業主婦のママの場合、その差は開くばかりです。
もともと仕事の性質上あまり家にいられない旦那さま、子育てに協力的でない旦那さまは、ママにとってさらなるイライラの元になってしまいます。
子育てに参加できない・させないという状態のまま、何年もカタチばかりの父親になってしまうと、子どもが「人を信じる・敬う」ということを一番近い人から、学ぶことができません。
だから旦那さまには相談相手ではなく、「子どもの父親」として、奥さまは今何を悩んでいるのか、知っていてもらうようコミュニケーションとるように心がけてください。もちろん悩みの答えは期待しないでください…
でも5年後、10年後この積み重ねが、子どもが思春期を迎え、気むずかしい時期をむかえても、子どもが巣立ったあとも活きてきます。
「子どもたちの成長をずっと見てきた」父親として、ともに子どもと向き合うべき人と、しっかり「思い」と「思い出」を共有していきましょう。
まとめ
子育てのストレスの発散の方法は、ママ自身が自分の好きなことを大事に、イキイキできる時間をもつことなんですね。
ただ我慢してやり過ごすには長すぎる子育ての期間。一人では決して乗り越えられないからこそ、信頼できる誰かを見つけ、旦那さまを教育して、巻き込まれてもらいましょう。
それが不安やイライラを減らす近道であり、子どもたちがママやパパを通して「人を信じる」ことを知っていくお手本となるのですから。
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