反抗期の息子に疲れた…まだ小学生なのに、いつまで続くの?上手な対応は?

小学校の高学年になって、何かと口答えが多くなってきた息子。

宿題も後回し、学校行事も参加しないなど、心配なことが増えてきますよね。

力ずくで言うことを聞かせることができなくなったときどう対応すればいいのでしょうか。

また、こんな早くから反抗期だといったいいつまで続くのでしょうか?

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反抗期の息子に疲れた…小学生なのにもう反抗期なの?

 

中高生になって反抗期というならわかるけど、まだ小学校高学年から親の言うことに口答えが激しくなって、親のことを「ウザい」と言い出したりします。

宿題もやらずにダラダラしたり、みんなが楽しむような学校行事も、参加したがらなくなったり。

口答えがひどいと、親も言い返して口論になるし、叱ると余計に状況は悪くなるばかりだと本当に疲れてしまいますよね。

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けれど早い時期に反抗期のような状態になるのは、その子が自立心に富んでいることのあらわれで、しっかりと成長している証拠です。

親に言われてやるのではなく、自分が選びとるんだという意識が強く「こうしなさい、ああしなさい」と言われるのを嫌がるようになります。

ということは、もう「親と子」というよりは「一人前」の人として対等に接する時期に来たんだ〜って喜んでいいんだと思います。

親は、ぐぅ〜っと言いたいことを飲み込んで、息子のなりゆきを見守ってみてはどうでしょうか。

「そう、じゃあ君を信じて任せるよ」と言ったら、どんな顔をするでしょう?

具体的には、我が家の息子は、第1子でしたので、下の兄弟たちより遅く起きててもいいとか、ダンナさんにコーヒーを入れたら、いっしょに「飲む?」と勧めてみたり、特別に大人扱いしてみると、プライドがくすぐられて心を開いてくれたようです。

あとから考えれば、中学生や高校生の反抗期に比べれば、まだまだ幼くて、機嫌のいい時には向き合って話を聴くチャンスがあると思います。

学校や友達との様子を、できるだけ聞き役に徹して聞いてみたり、どういったことに興味があるのか、「真剣に(バカにしたりしないで)」聞くことが大事です。

自分が親に認められている、信じられていると感じている子は大きく道をそれていくことはないはずです。

今のうちにコミュニケーションの種を植えておくことが、その後の中学、高校時代の反抗期にも役に立っていきます。

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反抗期の息子、いったいいつまでこの状態が続くの?

 

これから迎える中学生時代は、ホルモンバランスの関係で、自分ではコントロールできないほど、イライラしたり、親や先生、友達の言うこと、することが気に障る時期です。

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けれど、我が家の息子も、息子の周りの友達の親に聞いても、多くの場合は16歳(高校2年)ごろに急に大人びて、親とも冷静に会話できるようになりました。

もちろん個人差があるので、反抗期らしい反抗期のない子もいるし、20歳になっても親との関係が戻らないってこともあるようですが、ただ時が過ぎるのを待つには長い数年間ですよね。

うまく距離を保ちながらも、親として手をかけてやりながら、この時期を乗り切るにはどうしたらいいのでしょうか。

我が家はロサンゼルスで暮らしていますので、公共の交通機関がほとんどないため、通学、通塾はもちろん友達のうちに遊びにいくのも、デートですら(!)親の車での送り迎えが必要という、反抗期の子供にとっては「なんとも反抗しきれない」状況におかれます。

そのせいか、親子ゲンカしても、数時間後には親に乗せてもらってどこかに行かなければならないわけで、わたしも仏頂面の息子を送り迎えしていました。

気をつけたのは、降ろす時には、いろいろ言わないで「いってらっしゃい」とだけ声をかけるようにしていました。

返事があろうがなかろうが、迎えにいって乗せた時も「はい、おかえり」とだけは言う。

多分、わたしの中で無意識に「母は落ち着いています。君がイラつこうが、無視しようが動じません」というオーラを送り続けていたんだと思います。

毎日のことですが、積み重ねとは素晴らしいもので、「いってきます」の返事が返ってくるようになるとそれだけでホッとしたり、ときには、友だちとにぎやかにバイバイして機嫌よく乗り込んできたと思ったら「アイツほんと笑うわ〜」とクラスメイトの失敗談をふつうに話してくれるようになったり。

どんなに悪態つかれても、ぐっと受け止めて、最低限のお世話(食事と洗濯になるのかな?)だけは続けていくという親の徹底ぶりが、最後まで親子をつなぐ絆だと、息子が成人した今振り返って感じています。

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反抗期の息子、小学生の今のうちに上手に対応して!

 

この「母は動じない」オーラと同時に、もう一つだんだん身につけてほしいオーラがあります。

「母も人間」オーラです(笑。

小学1年生直前に日本からロサンゼルスに移住した息子は、最初英語ができないので、宿題もわたしが手伝いながらのスタートでした。

でも、子どもなので、あっという間にバイリンガルになっちゃいます。

ちょうど小学校高学年になるころ、宿題もわたしが手伝うレベルを超えてしまい、わたしがいまだにヘタな英語でお友だちのお母さんと話しているのを、「やめてくれ、恥ずかしい」と言うようになりました。

立場が逆転したので、その頃からは、わたしの英語が通じなくて苦労したエピソードを息子に話しては、「ええなあ、英語ペラペラで〜」と彼の優越感をくすぐり続けました。

さっさと完璧な親をやめたことで、息子の自立心と自尊心を尊重できたのは、プライドの高い第1子長男とうまくやってこれた一因だと思っています。

日本で、親も挫折のないまま暮らしていると、いつまでも子供に対して上から目線でだけ接してしまったであろう小学生時代。

親自身もふと子供の頃を振り返って、親に反抗的な気持ちを持ったことを、息子に話してみたり、最近失敗した恥ずかしい話を打ち明けてみたり、「親も人間なんだ」「でも、がんばって生きているんだ」と感じてもらうことで、親子の対立をかわすことになるはずです。

まとめ

反抗期の始まり、小学校高学年。親もいちいち子どもの不機嫌な言動に振り回されてしまいますよね。

でも、ここは親としてどーんと構えて、口やかましく指示したり、売り言葉に買い言葉でケンカするよりも、まず日々の食事や生活の基盤を最低限支えていきましょう。

こちらの言いたいことを、いったんこらえて、少し大人扱いしてみたり、親自身の子供の頃のことを思い出して接し方を変えてみると、息子の出方も変わってくるはずです。

親自身も子離れして、ひとりの人間としてがんばって生きているんだって子どもに見せていくことが、子供の反抗期を乗りきる秘訣なのかもしれませんね。

この記事があなたのお役に立ちますように!

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