私が子育て中に1番辛かったのは、年子で二人目が生まれてすぐダンナさんが転勤になり、実家から遠く離れて知り合いもいない土地で、二人目育児をスタートさせた頃でした。
ダンナさんは協力したい気持ちはあるけど、朝7時半から夜9時まではお仕事で家にいないので、戦力になってもらえる時間は限られます。
専業主婦なんだから子育ても家事も、私の分担はしっかりこなさなきゃと思うのに
思い通りいかない日々に、ブチギレてみたり、ひとり涙したり…
そんな私がやってた自分をリセットする方法をご紹介します。
子育て中は自分の時間がないことが当たり前?
実を言うと、最初は自分の時間がないことをあまり気に留めていませんでした。
長男に続き1歳8ヶ月違いの年子で長女を出産した時から、
自分のことなんて二の次、三の次。
24時間/年中無休
それが当たり前なんだろうって。
子育てが一段落して自分の時間を持てるのはいつから?仕事や趣味をいつ始めるか
専業主婦だし、家事や育児はわたしの担当。
二人目の授乳や離乳食などは問題なく、一人目に比べて気持ちに余裕もありました。
けれども、長女がおすわりやハイハイを始めて、目が離せなくなるのと長男の「魔の2歳」が重なり、徐々に長男のグズグズに手を焼くようになって追い込まれていきました。
育児あるあるですが、アツアツのお味噌汁、のびてないラーメンが食べたいというささやかな希望や、夜中の授乳、夜泣きに、隣室で寝ているダンナさんを起こさないようにというプレッシャーも積み重なっていくとストレスになっていきます。
イヤイヤ期の長男に手をあげそうになり、代わりにふすまに穴を開けたことも。
毎朝、「また今日もグズられるのか…」と、子供が起きてくることが恐怖に感じるようになりました。
たぶん当時のわたしは笑ってなかったと思います。
今、アメリカに暮らしていて、子育て中のママたちが上手に自分の時間を楽しんでいるなと感心することが多いです。
彼女たちのように、子供がいても、母になっても、自分を見失わない、どうすればそんなライフスタイルに近づくことができるのでしょうか?
子育て中でも自分の時間でストレス脱出する3つの方法
自分一人のお風呂タイム
2歳と0歳を私一人でお風呂に入れることは至難のワザです。
下の子がおすわりできない間は上の子を洗ったり、わたしが洗う間、下の子を安全に置いておくことができません。
なのでダンナさんが夜9時に帰ってくるのを待って、二人を風呂へ入れてもらい、わたしが受け取って拭いて着替えさせていました。
よその家に比べたら遅い時間かもしれませんが、唯一のこどもたちとパパとのスキンシップであり、
結果わたし自身がゆっくり一人で入浴することができます。
この時間がなかったら、きっと人間としての尊厳を失ってたかも(笑)
うーんと早起きする
5時ぐらいに起きて、できれば外に出て朝の冷気を吸いながら、日の出を見てください。
ラジオ体操もいいですね。
不思議だけど、力が湧いてきて、今日の予定を思い描きながら、1日をスタートさせることができます。
わたしの場合は、子どもたちが起きてくるときの恐怖感がこれで改善されました。
昼間眠くなっちゃうようなら、子どもたちと一緒に早く寝るとか、昼寝を一緒にするのもアリだと思います。
やりたいことリストを書き出してみる
転勤したばかりで二人目育児に追われていたころ、同じ社宅に3人の男の子を育てる先輩ママが下に住んでいました。
下の子二人がうちの二人と年齢が近く、時々遊んでもらっていたら、ある日の夕方「夕飯の時間まで二人ともうちに置いてっていいよ。夕飯の支度してきたら?」と二人を預かってくれました。
まだ立つか立たないかの長女も、よそのお宅のおもちゃに夢中で、わたしがしばらくいなくても大丈夫そう。
何よりそのママが保育士経験がおありとのことで、安心してお任せすることに。
急に一人になって、夕食の支度はある程度してあったので、てもち無沙汰になったのを覚えています。
自分の時間はないものと、やりたいことも封印しすぎて、何をしていいのかわかりません。
結局2時間ほどぼーっとTV見て過ごしました。
もったいなかったー。
なので、普段からスマホのメモにでもいいので、やりたいことをリストアップしておくと、ふとしたご褒美のような時間に、あわてず無駄なくやりたいことが実現できます。
やりたいことを思い描くだけでも、心がほぐれることでしょう。
もちろん、自分の誕生日や母の日に自分時間をダンナさんにリクエストするのもいいアイデアだと思います。
ずっと続けてる趣味のある方は、すぐに取りかかれるように準備をしておくのも自分の時間を有効に使えますね。
わたしなら、やっぱり読みたい本を買っておいて、美しいしおりをはさんで次の読書チャンスを待ちたいと思います。
子育て中の専業主婦こそあえて自分の時間を持とう!
自分の時間が欲しい主婦必見!時間を作る方法と自分の時間を持てる仕事はコレ!
つねに子供と一緒にいることになる、専業主婦こそ、一人になる時間が絶対必要になってくると思います。
ワーキングママは、時間のやりくりが大変ですが、仕事中に休憩もあるし、大人と会話する機会もあります。
給料という仕事への報酬も。
専業主婦はときに社会との断絶すら感じるほど
孤独に陥ることもあり、精神的に辛くなる人も意外にいるのです。
数時間一人になるために、ダンナさんやご実家、定期的なベビーシッターにお願いして
ただ近所でお茶したり、カラオケ行ったり、人目がはばかられるようならショッピングやネール・ヘアサロンは不自然じゃないですよね。
気があうママ友同士で出かける、アメリカのママたちがよくやる「ガールズ・ナイト・アウト」なんかは最高の気晴らしでしょうか。
まとめ
専業主婦ほど自分の時間がないことに危機感がなく、それでいて1番、ストレスによる子どもへの悪影響が心配されます。
24時間体制で乳幼児と向き合うことは、大変な仕事です。
体力的にも精神的にも。
どこかできちんと休憩をとって、リフレッシュした後はきっと子どもたちのことが愛おしく感じられるはずです。
この記事があなたのお役に立ちますように!